映画にはカールよね

見た映画とかの備忘録(すぐネタバレするかも)

ジェニファー・ロペス:ハーフタイム(Jennifer Lopez:Halftime)

Netflixのドキュメンタリーはよく見ますが、
今日はジェニファー・ロペス(姐さん)の
ドキュメンタリーです。

圧巻の姐さん感、迫力、溢れる情熱、
みなぎるエネルギー、
そして桁外れのお金持ってる人の持ち物に
ぐいぐい引き込まれます。

ドキュメンタリーは姐さんのスーパーボウルのハーフタイムショーと
映画の「ハスラーズ(Hustlers)」を中心に
展開していきますが、それとは別に、
女性やラテン系の人権や歴史(最近の)にも
切り込みます。

J. Loといえば、肉感的な体型が印象的ですが、
特にお尻については、ずいぶん
からかわれていた、という記憶があります。
今では、J. Loも

「なんか文句ある?これがアタシよ!」

くらいのもんでしょうが、当時はたとえ
それが言えたとしても、なにも変わらない、
っていう状況だったかと。

そんなことや人種のこともあって、

正当に評価されてこなかった。

とJ. Loはずーーっと思っていたんだと
思います。

でも、ハスラーズという映画で
まさに当たり役に出会い、周囲からも

アカデミー賞にノミネートされんじゃね?」

と言われ、本人も当然その気になる。

「やっとこの時がきたか!」

と。でも、現実は厳しく、ノミネートもなく。
もちろん落ち込むわけです。

しかし、ノミネートされなくても
スーパーボウルは待っている!
でも、歌える時間は短いし、ふつうなら
ひとりでやるステージをシャキーラ
分けてやらなきゃいけない。

アタシが女だから?
ラティーノだから?

さらに、スーパーボウル前日にはセットに
ダメ出しをされ、

なんたる屈辱!
アタシをなんだと思ってんのよ!!

って声が聞こえた気がしました。
しかし、プロですから。
すごいパフォーマンスだったようです
(後で見よう)。


最後に:
このドキュメンタリーを見たのは、
姐さんがベン・アフレック
結婚したという、ロマンチックというより、

「姐さん相変わらずだけど元気かしら?」

くらいの気持ちがきっかけだったわけですが、姐さんの生活のどこに恋愛が
入り込めるのか分からないほどの
超人姐さんのドキュメンタリーでした。